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NPO法人 日中健康科学会


by jchs
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北京⇒鄭州⇒新密⇒登封⇒洛陽の視察ツアー

北京⇒鄭州⇒新密⇒登封⇒洛陽の視察ツアー

   悠久な時空を跨った、河南省4大古都の歴史文化と中医学の視察交流巡礼
           北京オリンピックの直前に、黄河文明と中医学のルーツを楽しく探る旅


 運  営:NPO法人日中健康科学会
 日  程:2008年5月22日~26日(往復4泊5日)

日  時 活 動 予 定   宿 泊
5月22日(木曜) 午前:成田空港発、北京到着(時間があれば、オリンピック
関連施設視察)
夕方:北京空港より河南省鄭州市➡新密市に入る
夜間:リフレッシュ按摩・足裏マッサージ(オプション)新密市内ホテル

5月23日(金曜) 午前:「中日リハビリ医学シンポジウム」の交流、日中健康
科学会&新密市赤十字病院提携「中日康復医学国際研究
基地」オープンセレモニー
午後:名聞天下の中国武術のメッカー登封・少林寺へ見学
夕方:赤十字病院で中医リハビリ、針灸、按摩の体験。
地元薬膳料理。 新密市内ホテル

5月24日(土曜) 午前:世界遺産・洛陽龍門石窟と古都洛陽の白馬寺へ見学
午後:中医リハビリ専門の洛陽正骨病院へ訪問交流
夕食:地元「洛陽水席」(薬膳含め)を楽しむ 洛陽市内ホテル

5月25日(日曜) 午前:洛陽市➡鄭州市、河南中医学院へ訪問交流。
昼食:第一附属病院の名物薬膳料理
午後:河南中医学院第二附属病院へ中医学診療と「中日
国際中医学遠隔診療センター」の見学又は体験。
夕方:地元料理で懇親交流会 鄭州市内ホテル

5月26日(月曜) 鄭州から北京を経由して日本へ、成田空港で解散


 募集対象: 中医リハビリ医療と武術・薬膳など保健学に関心を持つ医療関係者
        中医学と中国の歴史文化に関心を持ち、しかも旅には支障のない方
        交流によって心身のリフレッシュー又は学習・体験・充電したい方

参 加 費: 4月15日までのお申し込みは16,8000円
*原則としては2人部屋、1人部屋ご希望の方は180,000円
4月15日以後の申込は18,6000円(航空便の確保ができる限り)
*原則としては2人部屋、1人部屋ご希望の方は200,000円

費用の内訳:ツアー所定の渡航費・宿泊費・食事代・見学費・入場料・サービス料・現地交通
代・ガイド費・通訳費・運営管理費(上記所定外の出費は自費となります)。

費用の納入:ご希望と合わせて、前ページに示されたツアー参加費用を、参加申込書のご提
出と合わせて、4月15日までに下記の口座へお振込みください。
◆東京三菱UFJ銀行 普通預金 市ヶ谷支店 店番:014 口座番号:1190347
◆名義人:トクテイヒエイリカツドウホウジン ニツチユウケンコウカガクカイ
(特定非営利活動法人 日中健康科学会)

ツアーに関するお問い合わせ & 説明会の会
本会事務局:〒102-0082 東京都千代田区一番町22-1
一番町セントラルビル607
特定非営利活動法人 日中健康科学会 
TEL 03-3221-0507 FAX 03-3263-5110
E-mail: jchsa01@yahoo.co.jp

交通: ①半蔵門線半蔵門駅より歩3分(5番出口から左手へ、最初の信号を渡ったら左折。
その50m前の「そば処」を目安に右折して坂を登れば、セントラルビルが到着。

②新宿線・有楽町線・南北線の市ヶ谷駅A4出口から、靖国通りの東郷公園前交差点
より右折して歩4分。


附録: 参加のお申込み書

お勤め先 職業・職種・役職

フリガナ          男   女  生年月日:
お名前          パスポートの英字表記:
ご住所〒
TEL FAX
E-mail 日本国内の緊急時連絡電話:

宿泊のご希望: 説明会の出席①1人部屋 ②2人部屋

説明会の出席: ①5月12日17:30~20:30 出席  
②5月18日18:30~19:30 出席
③いずれも出席しない
 

  
〖リンク集〗:河南省/鄭州/新密/登封/洛陽

 河南省(かなんしょう、拼音: Hénán)は中国の行政区分の一つ。地域の大部分が黄河の南にあるためこの名がつく。1億の人口で中国の各省では最も多い。古の豫州があったことから、略称は「豫」。省都は鄭州。中国の南北の境に位置し、省北部は黄河の中・下流域に臨み、省南部は淮河流域となり、省全体に広大な平野が広がるため、九州の中心地「中原」である。中国では小麦と綿など重要な農産地であり、南北を貫通する交通要衝である。

 伝説では伏羲、黄帝は嘗て河南省の新密市を拠点とした。また、中国初の夏王朝は登封の嵩山と洛陽を中心に、「大禹治水」の舞台もこの河南省の大黄河にある。中国8大古都のうち、殷周の都である安陽と鄭州、漢からの都である洛陽、宋の都である開封という4大古都を擁している。中華5000年を孕んだ黄河文明と中原文化は、河南省よりドラマの絵巻を展開し、中医学3000年の歴史も河南から世間に注目され始めたとも言えよう。

 河南省(かなんしょう)、古代中国の歴史の中心地であり、古くは中原・中州と呼ばれた。黄河文明発祥の地の1つで、新石器時代(8000年前~2000年前)の中期の遺跡仰韶(ぎょうしょう)は河南省にある。彩色土器と稲作耕作の痕跡が見つかったことで有名。

 最初の中華王朝である夏の遺跡が河南省で発掘が進んでいる。また、商(殷)の前期・中期の遺跡は、鄭州付近で見つかっており、後期の遺跡、甲骨文字で名高い殷墟は、鄭州の北、現在の安陽で発見されている。周の後半の東周時代(春秋・戦国時代)になると、洛陽に都が置かれていたために、「中原を制すれば天下を取ることができる」と考えられ、「中原に鹿を逐う」という成語が生まれた。その後も、後漢(中国では「東漢」と呼ぶ)、三国時代の魏、西晋、北魏(大同から遷都)、唐(武則天の時代)、など、九つの王朝が都を置いたことから「九朝の都」と呼ばれ、西安(長安)に都がある時代でも副都として繁栄した。

 しかし、五代十国以降は、運河の要衝である開封に中心が移り、隋唐と繁栄した洛陽は衰退していった。開封は7朝の都と呼ばれ、特に宋代(北宋)の時代に繁栄し、その様子が中国美術上の最高傑作と謳われる「清明上河図」に描かれている。後に、金に攻め滅ぼされた事、黄河の氾濫がたびたびおこった事、元代には運河の中心が東に移った事などの理由で、開封も衰退していく。後の元・明・清時代の中国の中心は、北方の北京に移った。

 鄭州市(ていしゅうし)、河南省の省都。殷の時代より3,500年の歴史をもつ国家歴史文化名城である。現在鄭州東部(鄭東地区)にまた50万人規模の新都市建設が計画されている。1万人以上の在学生を持つ河南中医学院は鄭州市内にある。

 新密市(しんみつし)、鄭州市の西南方30キロの距離に位いした黄帝の古都と夏王朝の立国の都、打虎亭漢墓、三国志時代の古戦場、隋の時代(公元616年)より使われてきた県庁、世界においても最初の「豆腐の絵」の発見地、ならびに「夏王朝最初の都市」である「新砦遺跡」などの名所旧跡が数えられ、生薬の金銀花でも現地の「道地薬材」として有名。

 登封市(とうほうし)、鄭州市に直轄された市中の市。唐の時代より天下聞名となってきた少林寺、またその所在地である嵩山の麓は、更に大昔の中国で初の王朝である夏の開祖で治水に功績があった「禹王」の活躍した地域であり、中国大禹文化の里と認定されている。

 洛陽市(らくようし)、日本の京都市は、元々河南の洛陽にちなんだものである(平安京の右京を長安、左京を洛陽に例えたが、右京が衰退して左京のみが京都の街として残った経緯があるためである)。東周の洛邑をはじめ、曹魏・西晋・北魏・隋・後唐の首都および唐時代の陪都(副都)などの都を務めた。493年、北魏が首都を洛陽に移したころから建築がはじまった龍門石窟は洛陽の郊外にある。この頃から唐の中期まで、およそ30,000体の仏像が石窟の中に作られた。この龍門石窟は、2000年にユネスコの世界遺産に登録された。他に、洛陽の牡丹や白馬寺、地元料理の「洛陽水席」も昔から高名。ちなみに、洛陽中医正骨医院は、中医整形外科とリハビリ専門病院として全国で名が知られている。

 他に、今度の旅では及べないけど、これからのお薦めとしては、後漢の医聖張仲景と三国志時代の諸葛孔明に関連した名所旧跡の所在地南陽市、商業の発祥地および多くの中国人の氏姓のルーツである商丘市でも見所が多くて魅力的。河南省への旅はまたも続けそう!
by jchs | 2008-04-14 19:14 | 活動情報